「REITキーマンに聞く!」今回は、平和不動産アセットマネジメント株式会社 平野 正則 氏にJ-REIT市場とファンドの特徴をインタビュー形式でお話していただきました。
J-REITが資産規模を拡大させていることにより、不動産市場で流通する既存物件は減少傾向に向かうのではと感じています。
そのため、新規物件開発というのは、今後より着目されると思います。スポンサーの役割も、開発のできるスポンサーか否かで、少し差が生じてくるのではないかと思います。
過去に不動産価格の暴落やそうした環境下での資金調達の難しさについては、経験してきましたが、J-REITは金利の大幅な上昇をまだ経験していません。そのような状況になった時に、金利の上昇分に対応するだけ賃料が上がっているかどうか、仮に上がっていないときには、その影響がどの程度になるのかなどを想定しておくことも必要になると思います。
みなさん同じ思いだと感じますが、オリンピックに向けて景気動向は堅調に推移するだろうと思います。大きく悪くなるという国内要因はあまりないと思います。
不動産市場がグローバルな影響を受けやすくなったというのが印象です。現状の不動産市場で強いプレイヤーとして為替の影響を受ける外国人投資家がいますが、為替が不動産市場およびJ-REIT市場にどのような影響をもたらすのかが複雑化しています。
単純に為替が動くと、不動産売買において外国人投資家の買い目線も動きます。一方でテナントの業績や、個人消費者の動向等は、運用している物件に様々な影響を与えます。断片的にとらえると悪影響だと思っていても、他の側面では好影響を与えていることもあります。良いところををうまく取り込むということが肝要だと思います。
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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