スマートフォン版を表示

ETFについて

1.ETFとは

ETFは、「Exchange Traded Funds」の略で、日本語では「上場投資信託」と言います。
特定の指標(インデックス)に連動して運用する投資信託で、取引所に上場しています。

特徴
1.分散投資
投資対象が多数の銘柄であるため、個別銘柄投資に比べて分散効果が高い。
2.少額投資
1万円程度から少額投資ができる。
3.いつでも売買できる
上場商品であるため、取引時間中はいつでも売買できる。
上場株式やREIT個別銘柄と同様に、指値・成行注文ができる。
4.透明性が高い。
東証ではETFを構成する組入銘柄が日々開示されている。
5.コストが低い
非上場の投資信託と比較して、一般的に売買時や保有時の手数料が低い。

但し、基準価額は常に変動するため、元本が保証されているものではありません。
また分配金も保証されているものではありません。

ETFについてより詳しくは
2.REIT指数連動型ETFとは

ETFは、投資する指標によって、TOPIXや日経225等の株価指数や、業種別指数、海外の株価指数、通貨、金や原油等のコモディティ価格等、様々な種類がある中で、REIT(不動産投資信託)の指数に連動するETFもあります。
REITの指数は多くのREIT個別銘柄で構成されています。従って、東証REIT指数に連動するETFの場合は、東証に上場する全REIT個別銘柄を、東証REIT指数における時価総額構成比率に連動して組み入れることを目的としています。

3.REIT指数連動型ETFの種類

2015年1月現在、東証に上場するREIT指数連動型ETFは6銘柄あります。
そのうち、4銘柄が国内REIT、つまり「東証REIT指数」に連動、1銘柄がオーストラリアREITの代表的指標である「S&P/ASX200 A-REIT Index」に連動、残り1銘柄が米国REIT及び米国不動産株式で構成されている「ダウ・ジョーンズ不動産指数」に連動します。

4.REIT個別銘柄、REIT指数連動型ETFと、REITの投資信託の比較
REIT個別銘柄 REIT指数連動型ETF REITの投資信託
上場形態 上場 上場 非上場
売買単価 高い 低い 低い
投資分散度 低い 高い 高い
コスト 売買手数料のみ 信託報酬等が掛かるが
一般的にREITの投資信託より低い
信託報酬等が掛かるが
一般的にREIT指数連動型ETFより高い
分配頻度 年2回
(8985のみ年1回)
年4回~6回 年2回~12回
5.REIT指数連動型ETFの買い方

上場商品であるため、株式と同様に証券会社で指値・成行注文ができます。
売買単位は銘柄毎に異なります。1口当たりの売買価格×売買単位が投資額となります。

6.REIT指数連動型ETFのコスト
  • ①売買時に証券会社に支払う手数料
  • ②ETF保有期間中に掛かる信託報酬・監査報酬(但し、日々開示される基準価額はこれらが既に控除されています)
7.REIT指数連動型ETFの分配金

ETFが保有するREITから生じる分配金等の収益から信託報酬等の費用を差し引いた残り全額を分配します。但し、分配金は保証されているものではありません。
REIT個別銘柄と同様に、決算日(権利確定日)の4営業日前(決算日を含めて)にETFを保有している人が受領対象となります。決算日は銘柄毎に異なります。
REIT指数連動型ETFは、投資信託(非上場)と異なり、分配金の再投資はありません。また特別分配金もありません。

8.REIT指数連動型ETFの税金

上場株式やREIT個別銘柄と同様です。

  • PR

  • PR

決算発表動画
物件取得価格ランキング
1 新宿三井ビルディング 1,700億円
2 飯田橋グラン・ブルーム 1,389億円
3 六本木ヒルズ森タワー 1,154億円
4 汐留ビルディング 1,069億円
5 東京汐留ビルディング 825億円
株価値上り率ランキング
1 オリックス不動産 +0.79%
2 CREロジ +0.79%
3 アクティビア +0.61%
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。
* 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。
* 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。
* 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。