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グローバル・ワン不動産投資法人 (8958)

J-REIT銘柄情報

8958 グローバル・ワン不動産投資法人

グローバル・ワン不動産投資法人が第41期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,959円

(2024/05/16)

グローバル・ワン不動産投資法人が、第41期(2024年3月期)決算を発表した。 第41期は、物件入替えを進め、「グローバル・ワン上野」等3物件を取得、「淀屋橋フレックスタワー」等3物件を売却した。ポートフォリオ全体の期末稼働率は97.2%と前期より0.6ポイント上昇した。売却した物件の賃貸収入や物件売却益が減少する一方、フリーレントの解消による既存物件の増益、外部委託費の減少等により、前期比0.2%増益。333百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,959円と前期比2.6%減となった。 期末のポートフォリオは15物件、資産規模(取得額合計)は2,085億円、有利子負債比率は45.9%。 第42期(2024年9月期)は、「大手町ファーストスクエア」の持分の10%を追加売却する。横浜プラザビルの主要テナント退去等により、ポートフォリオ全体の期末稼働率は96.4%と前期より0.8ポイント低下する想定。物件売却益の減少により、前期比19.4%減益を見込む。253百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,400円となる見通し。 第43期(2025年3月期)は、「大手町ファーストスクエア」の持分残5%を売却する。ポートフォリオ全体の期末稼働率は96.3%と前期予想より0.1ポイント低下する想定。横浜プラザビルの稼働低下や物件売却益の減少により、前期予想比9.4%減益を見込む。内部留保を行わず、1口当たり分配金は2,400円と前期予想と同額となる見通し。 なお、品川シーサイドウエストタワーの面積59.6%を占める三菱総研DCSが2025年9月末に契約満了となり退去する予定。 早期の空室埋め戻し、既存物件の賃料増額、水道光熱費収支の改善に加え、自己投資口の取得の実施により、引き続き1口当たり巡航分配金2,400円を目指し、不足する場合は内部留保を活用する方針。

           
  第41期実績 第42期予想 前期比 第43期予想 前期比
営業収益 7,161百万円 6,481百万円 ▲9.5% 6,161百万円 ▲4.9%
当期利益 3,360百万円 2,708百万円 ▲19.4% 2,454百万円 ▲9.4%
分配金総額 3,026百万円 2,455百万円 ▲18.9% 2,454百万円 ▲0.0%
1口当たり分配金 2,959円 2,400円 ▲18.9% 2,400円 0.0%

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