(2023/06/14)
投資法人みらいが、第14期(2023年4月期)決算を発表した。 第14期は、物件入替えを行い、「MIテラス北上野」等4物件を取得する一方、「マイスクエアビル」等3物件を売却した。期末稼働率は98.2%と前期より0.1ポイント上昇。物件売却益627百万円やホテルの売上回復に伴う変動賃料が寄与し、前期比5.3%増益。136百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は1,305円と前期比0.6%減となった。 期末のポートフォリオは38物件、資産規模(取得額合計)は1,662億円、有利子負債比率は49.0%。 第15期(2023年10月期)は、期末稼働率98.9%と前期より0.7ポイント上昇する想定。前期の物件売却益がなくなることや水道光熱費の増加により、前期比16.7%減益を見込む。1口当たり分配金は1,150円となる見通し。 第16期(2024年4月期)は、期末稼働率99.0%と前期予想より0.1ポイント上昇する想定。水道光熱費収支が改善する一方、ミ・ナーラの季節要因に伴う減収により、当期利益は前期と同水準を見込み、1口当たり分配金は1,150円と前期予想と同額となる見通し。 引き続きホテル変動賃料の回復と水道光熱費収支の改善、オフィスの収益改善を推進する。更に外部成長によって、中期目標である1口当たり分配金1,300円、1口当たりNAV53,000円、資産規模2,000億円を目指す。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | 第16期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,308百万円 | 5,739百万円 | ▲9.0% | 5,630百万円 | ▲1.9% |
当期利益 | 2,447百万円 | 2,038百万円 | ▲16.7% | 2,037百万円 | ▲0.0% |
分配金総額 | 2,311百万円 | 2,038百万円 | ▲11.8% | 2,037百万円 | ▲0.0% |
1口当たり分配金 | 1,305円 | 1,150円 | ▲11.9% | 1,150円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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