(2023/02/17)
マリモ地方創生リート投資法人が、第13期(2022年12月期)決算を発表した。 第13期は、「アルティザ熊本新町」を取得、「アルティザ都筑中央公園」の共有持分50%を売却した。前期に取得した物件の通期稼働により賃貸収入は増加したが、物件売却益の減少、水道光熱費や資産運用報酬の増加により、前期比3.7%減益。減価償却費の13.6%の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,689円と前期比3.4%減となった。 期末のポートフォリオは40物件、資産規模(取得額合計)は395億円、有利子負債比率は49.3%。 第14期(2023年6月期)は、投資口の追加発行を行い「ホテルウイングインターナショナル飛騨高山」等、13物件を取得、「アルティザ都筑中央公園」の残持分50%を売却する。新規物件の収益が寄与し、前期比18.4%増益を見込む。投資口数23.4%増により、1口当たり利益分配金は前期比4%減となるが、減価償却費の22.6%の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,684円と前期と同水準になる見通し。 第15期(2023年12月期)は、前期に取得した物件が通期寄与するが、物件売却益がなくなるため、前期予想比6.6%減益を見込む。減価償却費の26%の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,517円と前期予想比4.5%減となる見通し。 北海道の住宅、物流施設やホテルの取得によって、地域及び用途分散を更に高めるとともに、資産規模500億円を達成。地方の不動産会社のサポートを強みに、資産規模1,000億円を新たな中期目標に設定する。
第13期実績 | 第14期予想 | 前期比 | 第15期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,841百万円 | 2,140百万円 | 16.2% | 2,100百万円 | ▲1.9% |
当期利益 | 666百万円 | 789百万円 | 18.5% | 736百万円 | ▲6.7% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,467円 | 3,326円 | ▲4.1% | 3,106円 | ▲6.6% |
1口当たり利益超過分配金 | 222円 | 358円 | 61.3% | 411円 | 14.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,689円 | 3,684円 | ▲0.1% | 3,517円 | ▲4.5% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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