(2023/09/14)
エスコンジャパンリート投資法人が、第13期(2023年7月期)決算を発表した。 第13期における物件取得はなし。前期の損害賠償金がなくなったため、前期比38.7%減益。1口当たり分配金は3,238円となった。 期末のポートフォリオは38物件、資産規模(取得額合計)は696億円、有利子負債比率は43.8%。なお、2022年に資産運用会社が受けた行政処分に伴う業務改善は7月末時点で解除済。 第14期(2024年1月期)は、既存物件の減収やリファイナンス費用の増加により、前期比4.8%減益を見込み、1口当たり分配金は3,082円となる見通し。 第15期(2024年7月期)は、修繕費が増加する一方、テナント入替えによる増収、リファイナンス費用の減少により、前期予想比2.0%増益を見込み、1口当たり分配金は3,144円となる見通し。 なお、投資方針を一部変更することを発表した(10月開催予定の投資主総会の議案の可決を条件とする)。 商業施設の投資比率を80%以上から60%以上に引き下げる一方、住宅を20%以下、持続可能な社会実現に資する資産としてヘルスケア施設、教育関連施設、ホテルや物流施設等を20%以下の範囲で追加する。また投資エリアに北海道圏と九州圏を追加する。 引き続き2026年1月期までの中期目標に掲げる資産規模1,500億円を目指す。
第13期実績 | 第14期予想 | 前期比 | 第15期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 2,497百万円 | 2,464百万円 | ▲1.3% | 2,485百万円 | 0.9% |
当期利益 | 1,139百万円 | 1,084百万円 | ▲4.8% | 1,106百万円 | 2.0% |
1口当たり分配金 | 3,238円 | 3,082円 | ▲4.8% | 3,144円 | 2.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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