(2023/01/20)
大和証券オフィス投資法人(DOI)が、第34期(2022年11月期)決算を発表した。 第34期は、DOI初の開発プロジェクトである「Daiwa日本橋馬喰町ビル」が竣工し、建物を取得した。ポートフォリオ全体の期中平均稼働率は97.5%と前期より0.3ポイント低下。前期の物件売却益の反動減や、水光熱費の増加により、前期比13.1%減益。内部留保より40百万円を取り崩し、また自己投資口の取得及び消却により投資口数が0.9%減となるも、1口当たり分配金は13,700円と前期比2.1%減となった。 期末のポートフォリオは59物件、資産規模(取得額合計)は4,684億円、有利子負債比率は42.8%。 第35期(2023年5月期)は、「Daiwa SHIBUYA EDGE」を売却。期中平均稼働率は96.9%と前期より0.6ポイント低下する想定。賃貸収入が減少、水光熱費や修繕費が大きく増加するが、売却益1,518百万円が寄与し、前期比8.5%増益を見込む。売却益のうち513百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は13,700円と前期と同額となる見通し。 第36期(2023年11月期)は、期中平均稼働率が96.8%と前期想定より0.1ポイント低下する前提。賃貸収入は反転するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比15.3%減益を見込む。内部留保より568百万円を取崩し、1口当たり分配金は13,700円となる見通し。
第34期実績 | 第35期予想 | 前期比 | 第36期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 13,891百万円 | 15,138百万円 | 9.0% | 13,831百万円 | ▲8.6% |
当期利益 | 6,512百万円 | 7,065百万円 | 8.5% | 5,983百万円 | ▲15.3% |
分配金総額 | 6,552百万円 | 6,552百万円 | 0.0% | 6,551百万円 | ▲0.0% |
1口当たり分配金 | 13,700円 | 13,700円 | 0.0% | 13,700円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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