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野村不動産マスターファンド投資法人 (3462)

J-REIT銘柄情報

3462 野村不動産マスターファンド投資法人

野村不動産マスターファンド投資法人が第15期決算を発表、1口当たり実績分配金(利益超過分配金含む)は3,312円

(2023/04/18)

野村不動産マスターファンド投資法人が、第15期(2023年2月期)決算を発表した。 第15期は、「プラウドフラット根津谷中」を取得する一方、「野村不動産東日本橋ビル」等、オフィスビル1物件、住宅8物件の計9物件を売却した。水道光熱費や修繕費が増加するも、物件売却益1,638百万円が寄与し、前期比3.3%増益。のれん償却費2,622百万円を加算する一方、売却益より954百万円を内部留保とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,312円と前期より0.4%増となった。 期末のポートフォリオは293物件、資産規模(取得額合計)は1兆863百万円、有利子負債比率は43.7%。 第16期(2023年8月期)は、引き続き物件入替えを行い、「Landport東雲・安田倉庫」等物流施設1物件、都市型商業施設1物件、住宅3物件、ヘルスケア施設4物件の計9物件を取得する一方、「野村不動産東日本橋ビル」の残持分等12物件を売却する。物件売却益4,689百万円が寄与し、前期比20.7%増益を見込む。のれん償却費2,622百万円を加算する一方、物件売却益より3,407百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,402円と前期比2.7%増となる見通し。 第17期(2024年2月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比26.2%減益を見込む。のれん償却費2,622百万円を加算、更に内部留保より759百万円を取崩し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,351円と前期予想比1.5%減となる見通し。 引き続きオフィスを中心に売却し、スポンサー開発物件に入替えを行い、売却益計上による分配金の維持向上を目指す方針。

           
  第15期実績 第16期予想 前期比 第17期予想 前期比
営業収益 39,986百万円 44,042百万円 10.1% 39,112百万円 ▲11.2%
当期利益 13,948百万円 16,829百万円 20.7% 12,422百万円 ▲26.2%
分配金総額
(利益超過分配金含む)
15,616百万円 16,041百万円 2.7% 15,800百万円 ▲1.5%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含まない)
2,958円 3,402円 15.0% 2,795円 ▲17.8%
1口当たり利益超過分配金 354円 0円 ▲100.0% 556円 -
1口当たり分配金
(利益超過分配金含む)
3,312円 3,402円 2.7% 3,351円 ▲1.5%

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