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産業ファンド投資法人 (3249)

J-REIT銘柄情報

3249 産業ファンド投資法人

産業ファンド投資法人が第35期決算を発表、1口当たり実績分配金(利益超過分配金含む)は3,524円

(2025/03/21)

産業ファンド投資法人が、第35期(2025年1月期)決算を発表した。 第35期は、「IIF兵庫三田ロジスティクスセンターⅡ」等2物件と匿名組合出資持分1件を取得、「IIF戸塚テクノロジーセンター」の底地を追加売却した。物件売却益が減少したが、新規物件や前期取得した物件の通期稼働により、前期比1.4%増益。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,524円と前期比0.4%増となった。 期末のポートフォリオは110物件、資産規模(物件取得額+匿名組合出資)は5,246億円、有利子負債比率は50.9%。 また利益超過分配の方針を変更する。従来は減価償却費の30%上限の対象を再開発物件や築浅物件に限定していたが、物流施設全体へ拡大する。 第36期(2025年7月期)は、「IIF習志野ロジスティクスセンターⅠ」等2物件を取得、「IIF戸塚テクノロジーセンター」の底地持分残を売却する。IIF習志野ロジスティクスセンターⅡの再開発に伴う解体費用が発生するが、借地契約の権利金計上により、前期比4.8%増益を見込む。1口当たり分配金は3,450円となる見通し。なお、売却益計上により利益超過分配は行わない。 第37期(2026年1月期)は、前期の物件売却益や権利金がなくなるため、前期予想比16.4%減益を見込む。物流施設の減価償却費の30%を利益超過分配として加算し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,210円となる見通し。 今後の成長戦略として、積極的な物件入替えを行う方針。約500億円を売却候補とし、毎期5~10億円の売却益(1口当たり200~400円)を分配、更に内部成長により2026年~2028年のNOI成長率年+3%を目標とし、継続的利益超過分配と併せて分配金の成長を目指す。

           
  第35期実績 第36期予想 前期比 第37期予想 前期比
営業収益 21,268百万円 22,600百万円 6.3% 20,902百万円 ▲7.5%
当期利益 8,808百万円 9,229百万円 4.8% 7,716百万円 ▲16.4%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含まない)
3,473円 3,450円 ▲0.7% 3,042円 ▲11.8%
1口当たり利益超過分配金 51円 0円 ▲100.0% 168円 -
1口当たり分配金
(利益超過分配金含む)
3,524円 3,450円 ▲2.1% 3,210円 ▲7.0%

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