今回は、タカラPAG不動産投資顧問株式会社 代表取締役社長 宰田 哲男氏に業界動向やタカラレーベン不動産投資法人の特徴に関してインタビュー形式でお話をしていただきました。
スポンサーからの物件拠出に加え、運用会社独自ルートによるソーシングにより、物件パイプラインは豊富です。本投資法人は他リートと比しても、成長力のあるリートであると自負しております。現状でもパイプライン物件の取得タイミングの調整弁としてブリッジファンドを活用した優先交渉権を確保している物件は相当数あり、資金調達環境が良好なタイミングに適時適切に取得していきます。
これまでもMIRARTHホールディングスから取得した住宅物件を中心に、新規・継続賃料の増額改定を積極的に実施しており、一定の成果をあげています。また、賃料改定以外でも、高い稼働率を裏付けとして、これまで取っていなかった礼金収入などを得ていくことも取り組んでいます。
オフィスについては、まだ賃料ギャップのあるテナントもいますが、現状のオフィス賃貸マーケットの状況も見ながらタイミングをみて仕掛けていきたいと考えています。
また、保有物件の内、名古屋のホテルは100%GOP連動賃料となっており、現時点でもまだアップサイドがある状況ですので、オペレーターと協働し賃料の拡大を図りたいと思っています。
本投資法人の課題として、資産規模が小さく時価総額が小さいことがあげられます。その為投資口の流動性を高め、主要な機関投資家の投資対象となる必要があると考えています。
直近のPOではNAV(BPU1倍)割れの増資を行いましたが、手元資金を活用し、エクイティサイズを出来るだけ抑え、一方で巡航分配金を成長させています。もちろんNAVやBPUは意識をして増資を検討したいと思いますが、投資主価値向上につながると判断できる増資機会を捉えて積極的な成長を目指していきたいと考えています。
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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