今回は、株式会社ミカサ・アセット・マネジメント 東野 豊氏にマーケット動向、スポンサー変更やファンドの特徴に関してインタビュー形式でお話していただきました。
特徴の第1は、賃貸マンションは住居としての実需がありますので、比較的景気変動の影響を受にくい点です。その点、景気変動の影響を受けやすい他のアセットタイプは、企業業績や消費者動向等により賃料水準や稼働率に影響が出て業績が変動する場合がありますが、住居系は比較的安定しています。
第2は、実際の賃料の支払人が個人中心に多数に分散している点です。大口テナントに依存するアセットタイプですと、その退去による収益への影響が相対的に大きくなります。加えて、住居特化型REITは、物件数が比較的多く、地域分散もされていますので、リスク分散が非常に効いてきます。
3点あります。
第1は、REITの保有物件は、一般の賃貸マンションに比べると比較的規模が大きく利便性が高いことです。
第2は、資産運用会社やプロパティマネジメント(PM)会社等のプロにより組織的に運用が行われている点です。例えば、競争力維持の観点から、再商品化(原状回復)工事や設備工事を計画的に実施するため、一定の基準で品質を維持することが可能です。
第3は、潤沢な資金力です。上記にも関連しますが、再商品化(原状回復)工事や修繕に限らず、資金を適時適切に投入してバリューアップを行うこと等により、物件のクオリティの維持・改善が可能です。
新たに賃貸物件をお探しの方は、インターネット等で興味のある物件を複数に絞り込み、その後、候補物件を訪問し、そのクオリティ・利便性・賃料等を比較検討してお住まいを決定されると思います。したがって、REIT物件だからという理由だけでお住まいを決めるわけではないと思いますが、REIT物件は比較的競争力がありますので、結果としてお選び頂いているケースがあると思います。
また、実際にお客様を案内していただいている不動産仲介会社からは、REIT物件はきちんとメンテナンスされ、クオリティが高いと評価、認知いただいていますので、REIT物件に案内すると比較的早く成約することが多く、効率が良いと評価されることはあると思います。
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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