(2024/10/17)
大和ハウスリート投資法人が、第37期(2024年8月期)決算を発表した。 第37期は、「DPL浦安Ⅲ」を取得する一方、「Dプロジェクト富里」「Dプロジェクト上三川」を売却した。これによる賃貸収入の増加、Dプロジェクト富里の売却益1,431百万円が寄与したが、売却予定のフォレオひらかたと再開発予定のカスタリア上池台(建物)の減損損失計2,326百万円計上により、前期比3.1%減益。のれん償却費1,982百万円及び減損損失2,326百万円を利益超過分配として加算、また自己投資口の取得及び消却に伴い投資口数0.5%減少により、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,804円と前期比1.6%増となった。 期末のポートフォリオは231物件、資産規模(取得額合計)は9,228億円、有利子負債比率(のれん含む)は43.6%。 併せて、自己投資口の取得を行うことを発表した。自己投資口の取得は2期連続、2回目となる。取得する投資口数は上限14,000口(発行済投資口数の0.61%)、取得総額は上限30億円。取得した投資口は全て2025年2月期中に消却する予定。 第38期(2025年2月期)は、「Dプロジェクト久喜Ⅱ」を売却する。これによる売却益2,330百万円計上や前期の減損損失がなくなること等により、前期比28.9%増益を見込む。利益超過分配金を1,581百万円に減額するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,300円と前期比8.5%増となる見通し。 第39期(2025年8月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比13.8%減益を見込む。利益超過分配金を1,980百万円に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,700円となる見通し。 なお、自己投資口の取得及び消却は業績予想に反映していない。
第37期実績 | 第38期予想 | 前期比 | 第39期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 32,253百万円 | 32,271百万円 | 0.1% | 29,773百万円 | ▲7.7% |
当期利益 | 10,055百万円 | 12,960百万円 | 28.9% | 11,176百万円 | ▲13.8% |
分配金総額 (利益超過分配金含む) |
13,396百万円 | 14,541百万円 | 8.5% | 13,156百万円 | ▲9.5% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
4,394円 | 5,615円 | 27.8% | 4,842円 | ▲13.8% |
1口当たり利益超過分配金 | 1,410円 | 685円 | ▲51.4% | 858円 | 25.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
5,804円 | 6,300円 | 8.5% | 5,700円 | ▲9.5% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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