(2023/10/18)
大和ハウスリート投資法人が、第35期(2023年8月期)決算を発表した。 第35期は、「MIMARU東京赤坂」を取得、「カスタリア名駅南」を売却した。修繕費やリーシング費用、支払利息が増加したが、賃貸収益の増加、物件売却益349百万円が寄与し、前期比0.9%増益。のれん償却費1,982百万円を加算する一方、物件売却益のうち114百万円を内部留保とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,643円となった。 期末のポートフォリオは230物件、資産規模(取得額合計)は8,975億円、有利子負債比率(のれん含む)は42.5%。また8月に運用ガイドラインを変更し、開発案件の投資や保有物件の建替えを行うことを発表。当面は小規模の住宅を対象とする。 第36期(2024年2月期)は、「MIMARU東京八丁堀」と「Dプロジェクト門真Ⅰ」を取得。新規物件が収益寄与するが、前期の物件売却益がなくなることや住宅の減収により、前期比0.9%減益を見込む。のれん償却費1,982百万円を加算し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,650円となる見通し。 第37期(2024年8月期)は、賃貸収入が増加する一方、固都税や支払利息の増加により、当期利益は前期と同水準を見込む。のれん償却費1,982百万円を加算し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,650円と前期予想と同額となる見通し。
第35期実績 | 第36期予想 | 前期比 | 第37期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 29,920百万円 | 29,508百万円 | ▲1.4% | 29,641百万円 | 0.5% |
当期利益 | 11,224百万円 | 11,127百万円 | ▲0.9% | 11,126百万円 | ▲0.0% |
分配金総額 (利益超過分配金含む) |
13,091百万円 | 13,108百万円 | 0.1% | 13,108百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
4,841円 | 4,796円 | ▲0.9% | 4,804円 | 0.2% |
1口当たり利益超過分配金 | 802円 | 854円 | 6.5% | 846円 | ▲0.9% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
5,643円 | 5,650円 | 0.1% | 5,650円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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