(2025/06/13)
スターツプロシード投資法人が、第39期(2025年4月期)決算を発表した。 第39期は、「プロシード新小岩」と「プロシード兵庫駅前通」を売却した。期中平均稼働率は97.3%と前期より0.3ポイント上昇した。修繕費や支払利息が増加したが、物件売却益の増加により、前期比0.4%増益。自己投資口の消却により投資口数が3.6%減少、更に継続的な利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,470円と前期比4.2%増となった。 期末のポートフォリオは107物件、資産規模(取得額合計)は1,003億円、有利子負債比率は52.2%。 併せて「プロシード幕張本郷2」を8月に売却することを発表した。物件は千葉市花見川区にある、1989年竣工、4階建の住宅。築35年を経過し、今後の設備更新や修繕費の増加を懸念し、売却を決定した。売却額は264百万円。売却益33百万円を見込む。 第40期(2025年10月期)は、上記物件売却の他、「プロシード桜坂」を取得する。資産運用報酬や修繕費が減少するが、物件売却益の減少、支払利息の増加等により、前期比15.6%減益を見込む。継続的な利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,680円と前期比14.4%減となる見通し。 第41期(2026年6月期)は、修繕費や支払利息の増加により、前期予想比2.3%減益を見込む。継続的な利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,580円と前期予想比2.1%減となる見通し。 引き続き物件入替えによってポートフォリオの質向上を図りながら、スターツグループのパイプラインを活用し、資産規模1,500億円を目指す。
第39期実績 | 第40期予想 | 前期比 | 第41期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,827百万円 | 3,586百万円 | ▲6.3% | 3,588百万円 | 0.1% |
当期利益 | 1,383百万円 | 1,168百万円 | ▲15.5% | 1,141百万円 | ▲2.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
5,078円 | 4,288円 | ▲15.6% | 4,188円 | ▲2.3% |
1口当たり利益超過分配金 | 392円 | 392円 | 0.0% | 392円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
5,470円 | 4,680円 | ▲14.4% | 4,580円 | ▲2.1% |
<売却> | |||||
物件名称 | 所在地 | 売却額 | 売却益 | 売却先 | |
プロシード幕張本郷2 | 千葉県千葉市花見川区 | 264百万円 | 33百万円 | 非開示 |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | 日本ホテル&レジデンシャル | +4.66% |
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2 | 野村不動産マスター | +1.67% |
3 | 東急リアル | +1.63% |
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