(2017/01/18)
ユナイテッド・アーバン投資法人が、第26期(平成28年11月期)決算を発表した。 第26期は、投資口の追加発行を行い「川越物流センター」等3物件の取得、「ホテルルートイン名古屋今池駅前」等2物件の売却を行った。 碑文谷ショッピングセンターの大規模リニューアル工事に伴い賃貸収入が減少するが、前期に取得した物件の通期稼働、物件売却益1,363百万円が寄与し、前期比2.9%増益。横浜相生ビル売却による税務上の損失発生に伴い459百万円を内部留保とし、投資口数が7.3%増加するも1口当たり分配金は3,010円と前期と同水準となった。 期末のポートフォリオは119物件、資産規模(取得額合計)は5,904億円、有利子負債比率は42.8%と前期末の46.6%から低下。 第27期(平成29年5月期)は、2期連続となる投資口の追加発行を行い「ケーズデンキ名古屋北店」等2物件を取得。前期の物件売却益がなくなるため、営業利益ベースでは前期比2.5%減益を見込むが、除却損の減少等により当期純利益は2.1%増益を見込む。一時差異等調整積立金より75百万円を取り崩し、投資口数が3.5%増加するも1口当たり分配金は3,150円と前期を4.7%上回る見通し。増資後の有利子負債比率は40.1%と更に低下する。 第28期(平成29年11月期)は、支払利息の減少等により前期予想比1%増益を見込み、1口当たり分配金は3,180円となる見通し。
第26期実績 | 第27期予想 | 前期比 | 第28期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 22,864百万円 | 22,327百万円 | ▲2.3% | 22,325百万円 | ▲0.0% |
当期利益 | 9,348百万円 | 9,548百万円 | 2.1% | 9,640百万円 | 1.0% |
分配金総額 | 8,888百万円 | 9,624百万円 | 8.3% | 9,715百万円 | 0.9% |
1口当たり分配金 | 3,010円 | 3,150円 | 4.7% | 3,180円 | 1.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | サムティ・レジ | +2.62% |
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2 | ヘルスケア&メディカル | +1.69% |
3 | 東海道リート | +1.60% |
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