(2015/07/10)
ユナイテッド・アーバン投資法人が第23期(平成27年5月期)決算を発表した。第23期は、期初に投資口の追加発行を行い、商業施設の底地2物件を取得する一方、オフィスビル2棟を売却した。物件売却損が発生するも、前期に取得した物件の通期稼働が寄与し、前期比7.1%増益。物件売却益の一部を内部留保とし、投資口数が5.3%増加するも、1口当たり分配金は2,900円と前期を僅かに上回った。期末のポートフォリオは108棟、資産規模(取得額計)は5,201億円。有利子負債比率は44.5%。第24期(平成27年11月期)は、グランベル銀座ビル、クオーツタワー、Luz湘南辻堂の3棟を取得。これにより増収を見込むが、固都税、水光熱費、管理費等の営業費用の増加により、前期比1.2%減益を見込み、1口当たり分配金は2,910円となる見通し。続く第25期(平成28年5月期)1口当たり分配金も2,910円となる見通し。なお、平成27年度税制改正により、負ののれんの取り扱いが変更となる。第26期までに一時差異等調整積立金に振り替え、その後一定期間内に全額を取り崩し、分配金へ充当する。取り崩しの期間については今後検討する予定。
第23期実績 | 第24期予想 | 前期比 | 第25期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 19,466百万円 | 19,657百万円 | 1.0% | 19,528百万円 | ▲0.7% |
当期利益 | 7,790百万円 | 7,695百万円 | ▲1.2% | 7,695百万円 | 0.0% |
分配金総額 | 7,668百万円 | 7,695百万円 | 0.4% | 7,695百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 2,900円 | 2,910円 | 0.3% | 2,910円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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