(2024/02/19)
日本リート投資法人が、第23期(2023年12月期)決算を発表した。 第23期は、「プラウランド堀田」等、住宅6物件を取得する一方、「シーム・ドエル筒井」を売却した。ポートフォリオの70%を占めるオフィスの期末賃料稼働率は95.4%と前期より1.3ポイント低下した。物件売却益が減少、支払利息が増加したが、新規物件の賃貸収益寄与や前期の物件売却損がなくなったことにより、前期比5.6%増益。1口当たり分配金は8,854円となった。 期末のポートフォリオは110物件、資産規模(取得額合計)は2,564億円、有利子負債比率は48.1%。 第24期(2024年6月期)は、「30山京ビル」等4物件を取得する一方、「三宮ファーストビル」を売却する。オフィスの期末賃料稼働率は97.5%と前期より2.1ポイント上昇する想定。新規物件の賃貸収益や物件売却益232百万円が寄与するが、修繕費やリーシング費用の増加により、前期比0.5%減益を見込み、1口当たり分配金は8,810円となる見通し。 第25期(2024年12月期)は、新規物件が通期寄与、修繕費が減少するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比1.5%減益を見込み、1口当たり分配金は8,678円となる見通し。 引き続き物件入替えや賃料稼働率の向上による内部成長を図るとともに、新スポンサーであるSBIグループのサポートを強化し、中期的には公募増資を伴う物件取得で資産規模3,000億円を目指す。
第23期実績 | 第24期予想 | 前期比 | 第25期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,828百万円 | 8,894百万円 | 0.7% | 8,781百万円 | ▲1.3% |
当期利益 | 3,983百万円 | 3,964百万円 | ▲0.5% | 3,904百万円 | ▲1.5% |
1口当たり分配金 | 8,854円 | 8,810円 | ▲0.5% | 8,678円 | ▲1.5% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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