(2021/05/19)
星野リゾート・リート投資法人が、スポンサーである星野リゾートホールディングスを割当先とする第三者割当増資を行う。物件取得資金を調達するとともに、スポンサーサポートの強化を図る目的。 発行口数は3,103口。1口当たり発行価額は5月18日終値である633,000円。調達額は19.64億円。これにより発行後の投資口数は1.4%増の224,965口となる。またスポンサーグループの投資口保有割合は2.76%から4.11%へ上昇する。 取得する物件は、山口県長門市、長門湯本温泉に2020年3月再生開業した「界 長門」。総客室数は40室。開業後2020年4月~5月の客室稼働率は緊急事態宣言を受けて51.5%であったが、6月~12月は91.9%とコロナ禍でも堅調に推移する。星野リゾート傘下に入るオペレーターと固定+変動賃料(当初2年半は固定賃料のみ)の賃貸借契約を締結する。取得額は27.5億円。 これに伴い第17期(2021年10月期)業績予想を修正。上記の新規物件に加え、公表済の物件入替えに伴う物件売却益37百万円、星野リゾート運営ホテルの変動賃料の増加により、12月に公表した業績予想に対し7.3%増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金は6,338円と5.9%増となる見通し。 併せて第18期(2022年4月期)業績予想を発表。前期の物件売却益がなくなる一方、新規物件の通期稼働、変動賃料の増額により、前期予想比12.1%増益を見込み、1口当たり分配金は7,105円となる見通し。
<取得> | |||
物件名称 | 界 長門 | ||
所在地 | 山口県長門市深川湯本平町 | ||
取得金額 | 2,750百万円 | ||
鑑定NOI利回り | 6.1% | ||
還元利回り | 5.4% | ||
竣工時期 | 2019年11月1日 | ||
取得日 | 2021年6月1日 | ||
売主 | (有)長門ホテルマネジメント | ||
第17期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 4,838百万円 | 4,519百万円 | 7.1% |
当期利益 | 1,425百万円 | 1,328百万円 | 7.3% |
1口当たり分配金 | 6,338円 | 5,987円 | 5.9% |
第18期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 5,114百万円 | 4,838百万円 | 5.7% |
当期利益 | 1,598百万円 | 1,425百万円 | 12.1% |
1口当たり分配金 | 7,105円 | 6,338円 | 12.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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