(2019/06/04)
日本プロロジスリート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年3ヶ月ぶり。 発行口数は155,430口、オーバーアロットメントによる売出口数は7,770口。発行後の投資口数は7.5％増の2,349,150口となる予定。 調達額は366億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は「プロロジスパーク東松山」等、物流施設4物件、取得額は計626.5億円。取得後の資産規模は10.8％増の6,413億円となる。 これに伴い第14期（2019年11月期）業績予想を修正。上記4物件の収益が寄与し、1月に公表した業績予想に対し、9.6％増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は4,496円と2.1％上回る見通し。期末の有利子負債比率は37.6％を想定。 併せて第15期（2020年5月期）業績予想を発表した。上記4物件が通期寄与する一方、稼働率の低下を想定し、前期予想比1.2％減益を見込む。1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は4,454円と前期予想を0.9％下回る見通し。
| ＜取得＞ | |||||
| 物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 | |
| プロロジスパーク東松山 | 埼玉県東松山市 | 12,600百万円 | 4.50% | 赤城特定目的会社 | |
| プロロジスパーク京田辺 | 京都府京田辺市 | 35,800百万円 | 4.40% | 伊吹特定目的会社 | |
| プロロジスパーク仙台泉2 | 宮城県仙台市 | 9,250百万円 | 5.00% | 岩木特定目的会社 | |
| プロロジスパーク神戸1 | 兵庫県神戸市 | 5,000百万円 | 4.80% | 立山特定目的会社 | |
| 合計 | 62,650百万円 | ||||
| 第14期予想 | （修正前） | 増減率 | |||
| 営業収益 | 21,611百万円 | 19,708百万円 | 9.7% | ||
| 当期利益 | 9,139百万円 | 8,339百万円 | 9.6% | ||
| 1口当たり分配金 （利益超過分配金含まない） |
3,890円 | 3,815円 | 2.0% | ||
| 1口当たり利益超過分配金 | 606円 | 588円 | 3.1% | ||
| 1口当たり分配金 （利益超過分配金含む） |
4,496円 | 4,403円 | 2.1% | ||
| 第15期予想 | （第14期予想） | 増減率 | |||
| 営業収益 | 21,400百万円 | 21,611百万円 | ▲1.0% | ||
| 当期利益 | 9,026百万円 | 9,139百万円 | ▲1.2% | ||
| 1口当たり分配金 （利益超過分配金含まない） |
3,843円 | 3,890円 | ▲1.2% | ||
| 1口当たり利益超過分配金 | 611円 | 606円 | 0.8% | ||
| 1口当たり分配金 （利益超過分配金含む） |
4,454円 | 4,496円 | ▲0.9% | ||
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| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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