(2019/11/14)
グローバル・ワン不動産投資法人が、第32期(2019年9月期)決算を発表した。 第32期は、物件入替えを行い、「ヒューリック豊洲プライムスクエア」を取得する一方、「銀座ファーストビル」を売却した。TK南青山ビルのテナントである東急不動産の退去に伴うリーシング費用が発生したが、大手町ファーストスクエアビル等のフリーレント終了や、銀座ファーストビルの売却益658百万円が寄与し、前期比34.2%増益。物件売却益のうち260百万円を内部留保するも、1口当たり分配金は2,440円と前期を11.3%上回った。 期末のポートフォリオは11物件、資産規模(取得額合計)は1,911億円、有利子負債比率は46.9%。 第32期(2020年3月期)は、TK南青山ビルが東急不動産の退去後、空室期間なく稼働する。東急不動産の解約金や原状回復費収入が発生するが、新テナントのフリーレント、前期の物件売却益がなくなること等により、前期比13.8%減益を見込み、1口当たり分配金は2,335円と前期比4.3%減となる見通し。 第33期(2020年9月期)は、TK南青山ビルのフリーレント終了により、前期予想比2.4%増益を見込み、1口当たり分配金は2,390円となる見通し。 従来の目標であった1口当たり巡航分配金2,300円半ばが達成見込みとなることから、今後は2,400円以上を目指す。
第32期実績 | 第33期予想 | 前期比 | 第34期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,194百万円 | 5,849百万円 | ▲5.6% | 5,683百万円 | ▲2.8% |
当期利益 | 2,606百万円 | 2,246百万円 | ▲13.8% | 2,299百万円 | 2.4% |
分配金総額 | 2,346百万円 | 2,246百万円 | ▲4.3% | 2,299百万円 | 2.4% |
1口当たり分配金 | 2,440円 | 2,335円 | ▲4.3% | 2,390円 | 2.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | サムティ・レジ | +2.62% |
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2 | ヘルスケア&メディカル | +1.69% |
3 | 東海道リート | +1.60% |
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