(2018/05/16)
グローバル・ワン不動産投資法人が、第29期(平成30年3月期)決算を発表した。 第29期における物件取得はなし。一部テナント退去や修繕費増加により営業利益ベースでは減益となったが、支払利息の減少により当期純利益は前期比2.7%増。自己投資口取得及び消却に伴い、投資口数が1.1%減少。これにより1口当たり分配金は8,164円と前期比3.8%の増加、第23期(平成27年3月期)以来6期ぶりに8,000円台を回復した。 期末のポートフォリオは11物件、資産規模(取得額合計)は1,824億円、有利子負債比率は49.7%と前期と変動なし。 第30期(平成30年9月期)は、既存物件の賃料増額、フリーレント終了が寄与し、前期比1.9%増益を見込む。投資口4分割に伴い、1口当たり分配金は2,080円(分割前換算8,320円)となる見通し。 第31期(平成31年3月期)は、一部テナント退去を想定するも、賃料増額やフリーレント終了により、前期予想比0.5%増益を見込み、1口当たり分配金は2,090円(分割前換算8,360円)となる見通し。
第29期実績 | 第30期予想 | 前期比 | 第31期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,110百万円 | 5,157百万円 | 0.9% | 5,139百万円 | ▲0.3% |
当期利益 | 1,807百万円 | 1,842百万円 | 1.9% | 1,851百万円 | 0.5% |
1口当たり分配金 | 8,164円 | 2,080円 | - | 2,090円 | 0.5% |
※第30期より投資口4分割 |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | サムティ・レジ | +2.62% |
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2 | ヘルスケア&メディカル | +1.69% |
3 | 東海道リート | +1.60% |
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