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日本ビルファンド投資法人 (8951)

J-REIT銘柄情報

8951 日本ビルファンド投資法人

日本ビルファンド投資法人が第36期決算を発表、1口当たり実績分配金は10,560円

(2019/08/15)

日本ビルファンド投資法人が、第36期(2019年6月期)決算を発表した。 第36期は、物件入替えを行い「G-BASE田町」等4物件(うち3物件は追加取得)を取得する一方、「NBF芝公園大門通りビル」「NBF宇都宮ビル」を売却した。 既存物件の契約更改、テナント入替えによる賃料上昇、NBF品川タワーのテナント解約金収入、物件売却益478百万円が寄与し、前期比6%増益。物件売却益を内部留保するが、1口当たり分配金は10,560円と前期比2.7%増となった。 期末のポートフォリオは71物件、資産規模(取得額合計)は1兆1,294億円、有利子負債比率は41.7%。 第37期(2019年12月期)は、「興和西新橋ビルB棟」「西新宿三井ビルディング」の持分を追加取得。前期の物件売却益がなくなるが、前期に取得した物件の通期稼働、既存物件の増収や季節変動に伴う増収が寄与し、前期比0.5%増益を見込む。1口当たり分配金は10,950円と、内部留保を行った前期に対し3.7%増となる見通し。 第38期(2020年6月期)は、既存物件の増収を見込む一方、NBF品川タワーのテナント解約金がなくなることや季節変動の影響により、前期予想比2.3%減益を見込み、1口当たり分配金は10,700円となる見通し。 なお、NBF品川タワーの主要テナントであり、ポートフォリオ全体の3.1%(面積ベース)を占める三菱重工業が、本社機能を丸の内に移転する。NBF品川タワーの契約期間は2021年8月迄であるが、後継テナントの決定状況に応じて段階的に退去となるため、契約期間中の賃貸収入を確保するするとともに、併せてマルチテナント化やBCP強化のリニューアル工事を実施する。後継テナントは既に8割が契約済。

           
  第36期実績 第37期予想 前期比 第38期予想 前期比
営業収益 38,529百万円 39,201百万円 1.7% 38,389百万円 ▲2.1%
当期利益 15,390百万円 15,462百万円 0.5% 15,109百万円 ▲2.3%
分配金総額 14,910百万円 15,461百万円 3.7% 15,108百万円 ▲2.3%
1口当たり分配金 10,560円 10,950円 3.7% 10,700円 ▲2.3%

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