(2021/01/20)
大江戸温泉リート投資法人が、第9期(2020年11月期)決算を発表した。 第9期は「レオマリゾート」の土地一部を売却し、賃借権を取得した。 緊急事態宣言により、4月中旬に保有物件全11物件が休館となった。5月より一部再開し、7月に全館が再開したが、第9期全体の客室稼働率は51.9%となり、RevPER(客室当たりの売上)は前年同期比41.0%減となった。 第9期の変動賃料は、2019年9月~2020年8月の年間業績を元に算出されるため、4月~5月の大幅低下に伴い、変動賃料は発生しない。レオマリゾート土地の売却益が発生するが、変動賃料が発生しないため、前期比14.4%減益、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,996円となった。 期末のポートフォリオは14物件、資産規模(取得額合計)は360億円、有利子負債比率は38.6%。 第10期(2021年5月期)の変動賃料は、2020年3月~2021年2月の年間業績が基準となるため、引き続き変動賃料は発生しない前提。前期の物件売却益及び保険金収入がなくなるため、前期比4.0%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,922円となる見通し。 第11期(2021年11月期)も変動賃料が発生しない前提。金融関連費用の増加により、前期予想比2.5%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,875円となる見通し。
第9期実績 | 第10期予想 | 前期比 | 第11期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,358百万円 | 1,344百万円 | ▲1.0% | 1,343百万円 | ▲0.1% |
当期利益 | 466百万円 | 448百万円 | ▲3.9% | 436百万円 | ▲2.7% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金を含まない) |
1,983円 | 1,904円 | ▲4.0% | 1,857円 | ▲2.5% |
1口当たり 利益超過分配金 |
13円 | 18円 | 38.5% | 18円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金を含む) |
1,996円 | 1,922円 | ▲3.7% | 1,875円 | ▲2.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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