(2019/07/19)
大江戸温泉リート投資法人が、第6期(2019年5月期)決算を発表した。 第6期における物件取得はなし。一部の物件の固定賃料割合を変更し、収益の分散やホテル運営会社の賃料負担率の平準化が進んだが、固都税評価額の見直しに伴う収益減少、資本的支出に伴う減価償却費の増加により、前期比3.1%減益、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,390円となった。 期末のポートフォリオは14物件、資産規模(取得額合計)は367億円、有利子負債比率は40.6%。 第7期(2019年11月期)は、金融コストが減少する一方、変動賃料の減少、資本的支出に伴う減価償却費の増加により、前期比0.4%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,380円となる見通し。 第8期(2020年5月期)は、変動賃料が増加する一方、減価償却費の増加、投資主総会費用発生により、前期予想比1.8%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,337円となる見通し。 今後の外部成長戦略として、スポンサー以外の第三者によるブリッジファンドや優先交渉権を活用し、都市型のホテルやインバウンドを対象とした簡易ホテル、アミューズメント施設等を組み入れ、小規模REITからの脱却を図る。当面の目標である上場後5年(今から2年後)の資産規模700億~1,000億円は変更しない。
第6期実績 | 第7期予想 | 前期比 | 第8期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,434百万円 | 1,433百万円 | ▲0.1% | 1,436百万円 | 0.2% |
当期利益 | 559百万円 | 557百万円 | ▲0.4% | 547百万円 | ▲1.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,378円 | 2,368円 | ▲0.4% | 2,325円 | ▲1.8% |
1口当たり利益超過分配金 | 12円 | 12円 | 0.0% | 12円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,390円 | 2,380円 | ▲0.4% | 2,337円 | ▲1.8% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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