(2022/07/19)
ユナイテッド・アーバン投資法人が、第37期(2022年5月期)決算を発表した。 第37期は、「飯田橋プラーノ」「ホテルJALシティ那覇(土地追加)」の2物件を取得、「六番町Kビル」「府中ビル(建物)」を売却した。新規物件の賃貸収入増加、2物件の売却益971百万円計上、減損損失の減少により、前期比31.4%増益。一時差異等調整積立金より77百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,112円と前期比0.4%増となった。 期末のポートフォリオは136物件、資産規模(取得額合計)は6,768億円、有利子負債比率は43.4%。 第38期(2022年11月期)は、引き続き物件入替えを行い、「ガリバー八王子みなみ野店」「KIC狭山日高ディストリビューションセンター」を取得、「あすと長町デンタルクリニック」「UURコート札幌篠路壱番館」を売却する。ホテル等コロナ禍による影響が改善する一方、物件売却益の減少により、前期比5.1%減益を見込む。一時差異等調整積立金より77百万円、配当積立金より450百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,100円とコロナ禍における分配金下限を維持する。 第39期(2023年5月期)は、既存物件の賃貸収益が増加するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比0.4%減益を見込む。一時差異等調整積立金より77百万円、配当積立金より484百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,100円を維持する見通し。 なお、第40期(2023年11月期)以降は、内部留保及び物件売却益に頼らず1口当たり分配金3,100円を目指す。
第37期実績 | 第38期予想 | 前期比 | 第39期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 24,184百万円 | 24,069百万円 | ▲0.5% | 23,883百万円 | ▲0.8% |
当期利益 | 9,628百万円 | 9,139百万円 | ▲5.1% | 9,105百万円 | ▲0.4% |
分配金総額 | 9,704百万円 | 9,666百万円 | ▲0.4% | 9,666百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,112円 | 3,100円 | ▲0.4% | 3,100円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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