(2020/01/17)
ユナイテッド・アーバン投資法人が、第32期(2019年11月期)決算を発表した。 第32期は、投資口の追加発行を行い「ホテルヒューイット甲子園」「スマイルホテルプレミアム札幌すすきの」を取得した。新規物件の収益寄与、修繕費の減少によりNOIは増加する一方、前期の売却益がなくなったため、前期比15.1%減益。ホテルの変動賃料収入が想定を下回ったため、内部留保の取崩しを増額するも、投資口数2%増加により、1口当たり分配金は3,435円と前期比6%減となった。 期末のポートフォリオは122物件、資産規模(取得額合計)は6,438億円、有利子負債比率は39.9%。 第33期(2020年5月期)は、「ザ・スクエアホテル金沢」を取得。前期に取得した物件の通期稼働、原状回復費収入等により、前期比1.9%増益を見込む。一時差異等調整積立金より77百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,470円と前期比1%増となる見通し。 第34期(2020年11月期)は、日立ハイテクビルディング、KDDI府中ビルで大口テナントの退去を予定。また固都税の増加や前期の原状回復費収入がなくなることから、前期予想比6.6%減益を見込む。一時差異等調整積立金より77百万円に加え、内部留保取崩額を490百万円に増額し、一時的な収益減を補填する。1口当たり分配金は3,400円となる見通し。
第32期実績 | 第33期予想 | 前期比 | 第34期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 24,671百万円 | 25,169百万円 | 2.0% | 24,847百万円 | ▲1.3% |
当期利益 | 10,543百万円 | 10,743百万円 | 1.9% | 10,035百万円 | ▲6.6% |
分配金総額 | 10,711百万円 | 10,821百万円 | 1.0% | 10,602百万円 | ▲2.0% |
1口当たり分配金 | 3,435円 | 3,470円 | 1.0% | 3,400円 | ▲2.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | サムティ・レジ | +2.62% |
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2 | ヘルスケア&メディカル | +1.69% |
3 | 東海道リート | +1.60% |
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