(2019/01/18)
ユナイテッド・アーバン投資法人が、第30期(2018年11月期)決算を発表した。 第30期は、「シャトレ大手町」「ザ・ビー福岡天神」「武蔵村山物流センター」を取得する一方、「碑文谷ショッピングセンター」共有持分19%を売却。売却損益が増加するが、前期に売却した物件の減収や固都税の増加により、前期比1.5%減益。1,254百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より76百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,473円となった。 期末のポートフォリオは119物件、資産規模(取得額合計)は6,139億円、有利子負債比率は39.5%。 第31期(2019年5月期)は、「Luz武蔵小杉」等3物件を取得する一方、「碑文谷ショッピングセンター」共有持分残30%を売却する。また既存物件の大規模修繕を前倒しで実施する。これにより修繕費が増加するが、物件売却益2,950百万円計上により、前期比1.4%増益を見込む。1,179百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より76百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,550円と前期を2.2%上回る見通し。 第32期(2019年11月期)は、賃貸収益が増加するが、前期に発生した物件売却益がなくなるため、前期予想比13.7%減益を見込む。内部留保を行わず、一時差異等調整積立金より76百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,400円と前期予想を4.2%下回る見通し。 なお、合併に伴う一時差異等調整積立金を含めた内部留保の残高は、第32期末時点で137億円に積み上がる。一時差異等調整積立金は毎期76.8百万円以上を均等に取崩し分配金に充当し、それ以外の内部留保は増資による希薄化、物件売却やテナント退去等の一時的な減配リスクに対応する予定。
第30期実績 | 第31期予想 | 前期比 | 第32期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 25,733百万円 | 27,126百万円 | 5.4% | 24,532百万円 | ▲9.6% |
当期利益 | 11,788百万円 | 11,949百万円 | 1.4% | 10,310百万円 | ▲13.7% |
分配金総額 | 10,610百万円 | 10,846百万円 | 2.2% | 10,387百万円 | ▲4.2% |
1口当たり分配金 | 3,473円 | 3,550円 | 2.2% | 3,400円 | ▲4.2% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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