(2018/07/13)
ユナイテッド・アーバン投資法人が、第29期(2018年5月期)決算を発表した。 第29期は「リーガロイヤルホテル小倉」を取得する一方、「碑文谷ショッピングセンター」の共有持分51%、「イオンモール宇城」を売却。イオンモール宇城の売却損3,584百万円が発生するが、賃貸収益の増加や碑文谷ショッピングセンターの売却益4,944百万円が寄与し、前期比5.8%増益。物件売却益のうち1,264百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より75百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,530円と前期を5.1%上回った。 期末のポートフォリオは116物件、資産規模(取得額合計)は6,086億円、有利子負債比率は39.5%。 第30期(2018年11月期)は、「シャトレ大手町」を取得する一方、「碑文谷ショッピングセンター」共有持分19%を売却。物件売却益1,850百万円を計上するが、前期に売却した物件の賃貸収益や売却益の減少、固都税費用化により、前期比3.7%減益を見込む。物件売却益のうち1,158百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より76百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,420円となる見通し。 第31期(2019年5月期)は、「碑文谷ショッピングセンター」共有持分残30%売却により売却益2,950百万円を見込む。改修工事実施に伴い修繕費が増加するが、物件売却益の増加により、前期予想比3.8%増益を見込む。物件売却益のうち1,202百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より76百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,550円となる見通し。 なお、物件売却益等の内部留保は、増資による分配金の希薄化や、物件売却損、テナント退去等による減収が発生した場合に活用する方針。
第29期実績 | 第30期予想 | 前期比 | 第31期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 29,166百万円 | 25,677百万円 | ▲12.0% | 26,356百万円 | 2.6% |
当期利益 | 11,973百万円 | 11,531百万円 | ▲3.7% | 11,972百万円 | 3.8% |
分配金総額 | 10,784百万円 | 10,448百万円 | ▲3.1% | 10,846百万円 | 3.8% |
1口当たり分配金 | 3,530円 | 3,420円 | ▲3.1% | 3,550円 | 3.8% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | サムティ・レジ | +2.62% |
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2 | ヘルスケア&メディカル | +1.69% |
3 | 東海道リート | +1.60% |
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