(2016/02/12)
日本ビルファンド投資法人が、第29期(平成27年12月期)決算を発表した。第29期における物件取得はなし。前期に取得した物件が通期寄与する一方、セレスティン芝三井ビルディング及びNBF豊洲キャナルフロントの大口テナント退去により、前期比0.2%減益。内部留保より370百万円を取り崩し、1口当たり分配金は8,036円と前期を3.2%上回った。第16期(平成21年6月期)以来6年半ぶりに、ポートフォリオ全体で既存テナントの賃料改定がプラスに転じた。期末のポートフォリオは74棟、資産規模(取得額合計)は1兆803億円、有利子負債比率は41.3%。第30期(平成28年6月期)は、既存物件の稼働率上昇や賃料増額改定、更に金利コストの減少を見込み、前期比6.3%増益、1口当たり分配金は8,260円となる見通し。続く第31期(平成28年12月期)は、前期予想比1.1%増益を見込み、1口当たり分配金は8,350円となる見通し。
第29期実績 | 第30期予想 | 前期比 | 第31期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 34,640百万円 | 34,773百万円 | 0.4% | 35,032百万円 | 0.7% |
当期利益 | 10,977百万円 | 11,664百万円 | 6.3% | 11,790百万円 | 1.1% |
分配金総額 | 11,346百万円 | 11,664百万円 | 2.8% | 11,790百万円 | 1.1% |
1口当たり分配金 | 8,036円 | 8,260円 | 2.8% | 8,350円 | 1.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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