(2022/06/15)
トーセイ・リート投資法人が、第15期(2022年4月期)決算を発表した。 第15期は、スポンサーのトーセイを割当先とする第三者割当増資を行い「本厚木トーセイビルⅡ」等、オフィスビル2物件、住宅5物件を取得した。オフィスの稼働率が回復する一方、住宅の低層階オフィスの空室発生により、ポートフォリオ全体の期末稼働率は96.0%と前期より0.6ポイント低下した。 新規物件の収益が寄与し、前期比3.7%増益。当期利益が予想を上回ったため、予定していた内部留保の取崩しを行わないが、投資口数6.2%増加により、1口当たり分配金は3,558円と前期比2.3%減となった。 期末のポートフォリオは59物件、資産規模(取得額合計)は782億円、有利子負債比率は47.8%。 第16期(2022年10月期)は、期末稼働率95.2%を想定する。前期に取得した物件が通期寄与するが、水光熱費、修繕費、固都税等の増加により、前期比0.6%減益を見込む。内部留保より11百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,570円と前期を上回る見通し。 第17期(2023年4月期)は、期末稼働率95.3%を想定する。前期予想比1.0%増益を見込み、内部留保を活用せず1口当たり分配金は3,570円となる見通し。
第15期実績 | 第16期予想 | 前期比 | 第17期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,302百万円 | 3,369百万円 | 2.0% | 3,350百万円 | ▲0.6% |
当期利益 | 1,286百万円 | 1,279百万円 | ▲0.5% | 1,291百万円 | 0.9% |
分配金総額 | 1,286百万円 | 1,290百万円 | 0.3% | 1,291百万円 | 0.1% |
1口当たり分配金 | 3,558円 | 3,570円 | 0.3% | 3,570円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | サムティ・レジ | +2.62% |
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2 | ヘルスケア&メディカル | +1.69% |
3 | 東海道リート | +1.60% |
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