(2024/10/16)
ヒューリックリート投資法人が、第21期(2024年10月期)決算を発表した。 第21期は、「亀戸富士ビル」を取得する一方、「ヒューリック東日本橋ビル」を売却した。固都税が増加したが、新規物件の収益や売却益の増加により、前期比1.9%増益、1口当たり分配金は3,654円となった。 期末のポートフォリオは67物件、資産規模(取得額合計)は3,927億円、有利子負債比率は45.7%。 併せて運用ガイドラインを変更することを発表した。経済環境の変化に伴い物件入替えを推進し、これまでの安定重視から成長重視へ移行する。これに伴い、オフィス及び商業施設の投資比率を計80%程度から計70%へ低減する一方、ホテルの投資比率を20%程度へ増加する。その他有料老人ホーム、ネットワークセンター等を計10%程度とする。 第22期(2025年2月期)は、前期の物件売却益がなくなることや既存物件のテナント退去、ホテルの変動賃料の減少等により、前期比8.2%減益を見込む。内部留保より215百万円を取り崩すが、1口当たり分配金は3,500円と前期比4.2%減となる見通し。 第23期(2025年8月期)は、ホテルの変動賃料が増加するが、固都税や支払利息の増加により、当期利益は前期と同水準を見込む。内部留保より215百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,500円と前期予想と同額となる見通し。 新たな運用ガイドラインに添って、物件入替えを検討中であり、第22期中を目処に具体的な施策を公表する予定。
第21期実績 | 第22期予想 | 前期比 | 第23期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,504百万円 | 10,948百万円 | ▲4.8% | 11,003百万円 | 0.5% |
当期利益 | 5,256百万円 | 4,824百万円 | ▲8.2% | 4,824百万円 | 0.0% |
分配金総額 | 5,261百万円 | 5,039百万円 | ▲4.2% | 5,039百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,654円 | 3,500円 | ▲4.2% | 3,500円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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