(2024/04/18)
ヒューリックリート投資法人が、第20期(2024年2月期)決算を発表した。 第20期は、「ヒューリック雷門ビル」等3物件を取得、「ヒューリック銀座7丁目ビル」残持分を売却した。ポートフォリオの64%を占めるオフィスの期中平均賃料稼働率は97.2%と前期より1.5ポイント上昇した。賃貸収益及び売却益の増加により、前期比1.9%増益。1口当たり分配金は3,583円となった。 期末のポートフォリオは67物件、資産規模(取得額合計)は3,931億円、有利子負債比率は45.9%。 第21期(2024年8月期)は、「ヒューリック東日本橋ビル」を売却する。オフィスの期中平均賃料稼働率は98.4%と前期より1.2ポイント上昇する想定。賃貸収益及び物件売却益の増加、ホテルの変動賃料が寄与する一方、原状回復費収入の減少、固都税の増加等により、前期比0.1%減益を見込む。1口当たり分配金は3,580円となる見通し。 第22期(2025年2月期)は、オフィスの期中平均賃料稼働率が97.8%を見込む。物件売却益がなくなること、稼働率低下に伴う賃貸収入の減少、ホテルの変動賃料の減少等により、前期予想比6.4%減益を見込む。内部留保より186百万円を取り崩し、1口当たり分配金は3,480円となる見通し。 引き続き物件入替えを中心に外部成長を行う。物件入替えによる売却益、手元資金を活用した物件取得、オフィスの稼働率上昇等による分配金の成長を図る。
第20期実績 | 第21期予想 | 前期比 | 第22期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,323百万円 | 11,439百万円 | 1.0% | 10,892百万円 | ▲4.8% |
当期利益 | 5,160百万円 | 5,156百万円 | ▲0.1% | 4,824百万円 | ▲6.4% |
分配金総額 | 5,159百万円 | 5,156百万円 | ▲0.1% | 5,010百万円 | ▲2.8% |
1口当たり分配金 | 3,583円 | 3,580円 | ▲0.1% | 3,480円 | ▲2.8% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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