FISCO REIT REPORT
平和不動産リート投資法人の各種指標を他のオフィス・レジデンス複合型(総合型)REITと比較すると、2018年2月5日現在のNAV倍率(1口当たり投資口価格/1口当たり純資産額)は0.89倍と、平均の1.02倍に比べて低い評価にとどまっている。これは、以前は含み損が多く、収益性が低いとの評価があったことが響いていると見られる。実際、予想分配金利回りは4.16%と平均の4.65%を下回っている。
ただし、入替戦略の推進、賃料増額改定、キャップレートの低下などに伴い含み益は成長を続けている。また、物件売却に伴う損失発生や突発的な損失に対しては一時差異等調整積立金や繰越欠損金の充当によって相殺し、今後も分配金を持続的に増加することが可能と見込まれる。それらが投資家に十分に理解されれば、今後はNAV倍率による評価も徐々に切り上がると予想する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
本記事の重要事項(ディスクレーマー)はこちらのリンクの資料よりご覧ください
掲載内容に関しては株式会社フィスコIRにお問い合わせください。
PR
PR
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。