(2022/12/15)
星野リゾート・リート投資法人が、第19期(2022年10月期)決算を発表した。 第19期は、投資口の追加発行を行い「星のや沖縄」を取得。第19期の変動賃料算出期間は、売上連動物件が2021年4月~2022年3月、利益連動物件が2020年12月~2021年11月と、引き続きコロナ禍の影響が残る。新規物件の賃料が寄与し、前期比11.5%増益、1口当たり分配金は7,681円となった。 期末のポートフォリオは66物件、資産規模(取得額合計)は1,890億円、有利子負債比率は36.2%。 第20期(2023年4月期)は、「コンフォートホテル高松」を取得。変動賃料算出期間は、売上連動物件が2021年10月~2022年9月、利益連動物件は2021年6月~2022年5月。スポンサーである星野リゾートが運営するホテルは、コロナ禍前の賃料水準に回復する見込み。新規物件の固定賃料や既存物件の変動賃料の増加により、前期比8.7%増益を見込み、1口当たり分配金は8,350円となる見通し。 第21期(2023年10月期)は、変動賃料の増加により、前期予想比0.2%増益を見込み、1口当たり分配金は8,370円となる見通し。 引き続き中期目標である資産規模3,000億円、星野リゾートグループの運営物件の投資比率50%超(現在は42.6%)を目指す。 なお、スポンサーの星野グループは、アフターコロナにおける観光業は、コロナ禍前に戻るのではなく、自然環境や地域社会に配慮・共存する新たな取組みが重要と提唱する。 こういった背景から、HRRが観光立国リートとなるべく、投資対象に観光産業資産を追加することを発表(2023年1月開催の投資主総会における承認を条件とする)。具体的には、棚田、酒蔵、ワイナリー等を想定する。
第19期実績 | 第20期予想 | 前期比 | 第21期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,882百万円 | 6,248百万円 | 6.2% | 6,217百万円 | ▲0.5% |
当期利益 | 1,964百万円 | 2,135百万円 | 8.7% | 2,139百万円 | 0.2% |
1口当たり分配金 | 7,681円 | 8,350円 | 8.7% | 8,370円 | 0.2% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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