(2020/06/15)
星野リゾート・リート投資法人が、第14期(2020年4月期)決算を発表した。 第14期は「BEB5軽井沢」「ソルヴィータホテル那覇」を取得。第14期の収益の基準となる賃料対象期間が2019年であるため、新型コロナウイルスの影響はなし。新規物件の賃貸収益が寄与し、前期比1.0%増益、1口当たり分配金は13,302円となった。 期末のポートフォリオは61物件、資産規模(取得額合計)は1,617億円、有利子負債比率は37.9%。変動賃料割合は32.6%。 新型コロナウイルスの影響として、保有物件61物件うち21物件が一時休業となった。 第15期(2020年10月期)は、売上連動と利益連動の2種類の変動賃料のうち、売上連動のホテルの賃料対象期間が2020年3月迄であることや、星野リゾート以外の外部運営のホテルで賃料の不払いを想定し、前期比4.1%減益を見込み、1口当たり分配金は12,753円となる見通し。変動賃料割合は32.4%を想定。 第16期(2021年4月期)は、賃料計上の対象期間が、売上連動は2020年9月迄、利益連動は2020年5月迄となるため、ともに緊急事態宣言下の休業期間と重なる。変動賃料の大幅減少により前期予想比60%減益を見込み、1口当たり分配金は5,107円となる見通し。変動賃料割合は7%を想定。 スポンサーの星野リゾートは、ワクチンや治療薬が出来るまで1年~1年半程度は感染者の増減によって旅行需要の波が起こると予測する。ウィズコロナ時代の新たな戦略として、3密を回避するリゾート地滞在やリモートワーク、マイカー使用の近距離旅行を提案し、旅行需要を喚起する。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | 第16期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,158百万円 | 6,021百万円 | ▲2.2% | 4,341百万円 | ▲27.9% |
当期利益 | 2,951百万円 | 2,829百万円 | ▲4.1% | 1,132百万円 | ▲60.0% |
1口当たり分配金 | 13,302円 | 12,753円 | ▲4.1% | 5,107円 | ▲60.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | ヘルスケア&メディカル | +2.50% |
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2 | マリモ | +2.19% |
3 | インヴィンシブル | +2.13% |
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