2022年11月期(第6期)決算説明資料
今回取り上げるのは、2023年1月17日に開示されたSOSiLA物流リート投資法人(以下SOSiLA)の6期(2022年11月期)決算説明会資料です。
SOSiLAの資産運用会社は、住友商事グループの住商リアルティ・マネジメント株式会社にて、SOSiLAは2019年12月に上場しています。
不動産売買取引市場においては、国内の緩和的な金融環境を背景に、投資家の投資意欲は引き続き高い状況にあり、本投資法人が投資対象とする優良な物流施設の利回りは低下傾向が継続している。
物流不動産市場においては、EC市場の堅調な拡大を背景に、企業による物流業務の外部委託に伴う3PL市場規模の拡大や物流拠点の再編への動き等により、多機能で利便性の高い物流施設へのテナントニーズが高まる傾向にあり、今後も先進的物流施設への需要は増加するものと考えられる。一方で首都圏の物流施設の新規供給は過去最高水準で堅調な需要を上回り、首都圏全体の空室率は低位ながら上昇傾向で推移している。
2022年9月1日にLiCS富士メンテナンスセンター(取得価格11.5億円)、2022年11月1日に LiCS水戸(取得価格10.3億円)を取得した。
この結果、本投資法人が当期末現在で保有する物件は15物件、取得価格の合計 は1,232億円となっている。
本投資法人は、2022年7月7日に第1回無担保投資法人債(グリーンボンド16億円を発行し、2022年7 月29日に短期借入金16億円の期限前弁済を行った。また、2022年8月31日に短期借入金7.9億円の期限前弁済を行い、2022年11月30日に短期借入金14億円の借換えを行った。
これらの結果、当期末の借入金残高は、492億円となり、総資産に占める有利子負債の割合は38.5%となっている。
主要指標(決算説明資料より抜粋)
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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