2022年7月期(第24期)決算説明資料
今回取り上げるのは、2022年9月15日に開示されたコンフォリア・レジデンシャル投資法人(以下CRR)の23期(2022年7月期)決算説明資料です。
資産運用会社は、東急不動産株式会社100%子会社である東急不動産リート・マネジメント株式会社にて、CRRは2013年2月に上場しております。
賃貸住宅市場においては、需給が弱含んだ状況がみられ、本投資法人の稼働率もやや低下する動きとなったが、足許は回復傾向がみられる。一方、不動産投資市場においては、政府、日本銀行による財政金融政策を受け、低金利環境が継続する中、国内外投資家の旺盛な物件取得意欲がみられ、取引価格水準は引き続き高値圏で推移している。
当期は2022年2月に『キャンパスヴィレッジ浦安(取得価格:15億円)』、同年3月に『キャンパスヴィレッジ京都伏見(取得価格:10.75億円)』、『グランクレール馬事公苑(底地)(取得価格:45.46億円)』、『グランクレール立川(取得価格:29.33億円)』、同年4月に『コンフォリア秋葉原ノース(取得価格:18.5億円)』、『コンフォリア桜上水(取得価格:37.5億円)』、同年7月に『コンフォリア北沢(取得価格:38.16億円)』をそれぞれ取得した。
当期末現在における本投資法人の保有資産は147物件、取得価格の合計は 2,810.04億円となっている。
当期においては、2022年2月、2022年3月及び2022年4月にコンフォリア桜上水他5物件の取得のため、また、2019年3月に借入れた借入金の返済資金(28億円)に充てるため、投資口の追加発行(69.52億円)及び資金の借入れ(96億円)を実施した。その後、2022年6月には、2014年6月に借入れた借入金の返済資金(50億円)に充てるため、資金の借入れ(50億円)を実施した。さらに、2022年7月には、コンフォリア北沢の取得のため、また、2017年7月に発行した第2回無担保投資法人債の償還資金(10億円)の一部に充てるため、資金の借入れ(49.99億円)を実施した。
その結果、当期末(2022年7月末日)時点における出資総額は1,367.44億円、有利子負債は1,524.29億円であり、LTVについては、当期末時点で50.7%、期末における有利子負債の平均残存年数は4.5年、長期比率は89.6%、固定化比率は95.0%となっている。
主要指標(決算説明資料より抜粋)
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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