2022年5月期(第21期)決算説明会資料
今回取り上げるのは、2022年7月14日に開示されたアクティビア・プロパティズ投資法人(以下API)の21期(2022年5月期)決算短信・決算説明資料です。
資産運用会社は、東急不動産株式会社の100%子会社である東急不動産リートマネジメント株式会社にて、APIは2012年6月に上場しております。
商業施設を取り巻く環境については、感染者数の減少による人流の回復もあり、高額品消費や春夏物衣料品が好調に推移するなど、個人消費の回復傾向もみられる。
賃貸オフィス市場は、テレワークの浸透やコスト削減を目的としたオフィス集約や縮小移転等の動きが継続しているものの、以前よりは落ち着きがみられる状況。三鬼商事株式会社が公表した2022年5月末時点の都心5区(千代田区、港区、中央区、渋谷区及び新宿区)の平均空室率は6.37%で、前期末(2021年11月30日)時点との比較では0.02ポイント上昇した。賃料水準についても、2020年8月以降22ヶ月連続で下落しており、2022年5月末時点における都心5区の一坪当たり平均賃料は20,319円となった。東京以外の主要都市においても空室率は高い水準にありますが、賃料水準には底入れの兆しもみられる。
当期における物件移動はなし。
この結果、当期末時点の保有資産合計は47物件(取得価格合計5,480億円)、総賃貸可能面積は429,067.46㎡(129,7091坪)となった。
当期においては、返済期日が到来した借入金の返済等のため、141億円の借入を行い、引き続き返済期限の分散等による財務基盤の安定性維持に努めた。
この結果、当期末時点における有利子負債残高は2,603億円(借入金2,336億円、投資法人債267億円)となった。また、総資産に占めるLTVについては、当期末時点で46.3%、長期比率100%、固定金利比率98.3%となった。
主要指標(決算説明資料より抜粋)
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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