2022年1月期(第7期)決算説明資料
今回取り上げるのは、2022年3月17日に開示された伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(以下IAL)の7期(2022年1月期)決算説明資料です。
資産運用会社は、伊藤忠商事株式会社グループが出資する伊藤忠リート・マネジメント株式会社にて、IALは2018年9月に上場しております。
IALは物流不動産(投資比率80%以上)を主体として、物流不動産以外の工場、データセンター、通信施設、研究施設、供給処理施設、再生可能エネルギー関連施設等、主として事業活動の拠点又は基盤の用に供され、又は供されることが可能なもの(投資比率20%以下)にも投資する。
地域別投資比率では、「関東エリア」(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県)と「関西エリア」(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県及 滋賀県)に70%以上、その他エリア(海外を含む)30%以下と謳っている。
物流不動産賃貸市場は、電子商取引(EC)市場の継続的な拡大を受け、強い需要が続くとみられ、今後も引き続き堅調に推移すると予想される。
当期の物件移動はなし。
当期末の保有件数は12物件(取得価格合計1,114.22億円)、保有資産全体の稼働率は、99.9%と良好な稼働状況を維持している。
当期においては、2021年9月7日付で長期借入金53億円について短期借入金での借換えを行った。さらに、同年11月30日付で、消費税還付金及び手元資金を原資として、2021年4月1日の物件取得時に借り入れた短期借入金4.33億円の期限前弁済を行った。
その結果、当期末時点の有利子負債残高は477.29億円、LTVは40.9%となった。
主要指標(決算説明資料より抜粋)
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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