2021年7月期(第17期)決算説明資料
今回取り上げるのは、2021年9月14日に開示されたイオンリート投資法人(以下AEON)の17期(2021年7月期)決算短信・決算説明資料です。
資産運用会社は、イオン株式会社の100%子会社であるイオン・リートマネジメント株式会社にて、AEONは2013年11月に上場しております。
当期の日本経済は、新型コロナウイルス感染症(以下「COVID-19」という。)の影響が続いている中、 2021年4-6月期の実質GDP成長率(1次速報値)設備投資住宅投資等の民間需要が実質GDPの伸びをけん引したものの、原油高の高騰による輸入の増加によるマイナス寄与もあり、前期比0.3%増と微増に留まった。
不動産投資市場は金融緩和の継続を背景に堅調な状況が続いている。COVID-19の影響によりアセットタイプ やエリアにより期待利回りに変化が生じている状況からも、今後も個別物件の収益性の見極め及び取引のタイミングが重要になると考えられる。
J-REIT市場は、ワクチン接種の広がりと経済再開への期待や米国の量的緩和縮小の前倒し懸念の後退等から海外投資家の買い越しが続き、当期末は終値ベースで2,160.33ポイント(東証REIT指数)と約1年半ぶりの水準まで回復した。
2021年2月に「イオンモール直方」の底地の一部を新たに追加取得(取得価額13億円)し、2021年3月には「イオンモール大和郡山」の敷地の一部を譲渡(譲渡価格0.53億円)した。
当期末の保有物件は43件、資産規模は前期末の3,955億円から3,967億円に増加した。
当期における有利子負債の増減はなく、2021年7月31日現在の有利子負債残高は1,598億円であり、LTVは44.9%となった。
主要指標(決算説明資料より抜粋)
PR
PR
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。