2021年1月期(第27期)決算説明会資料
今回取り上げるのは、2021年3月17日に開示された産業ファンド投資法人(以下IIF)の27期(2021年1月期)決算資料です。
資産運用会社は、三菱商事株式会社(出資比率51%)、UBS Asset Management(出資比率49%)が出資する三菱商事・ユービーエス・リアルティ社株式会社にて、IIFは2007年10月に上場しております。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を背景とした世界経済の減速の影響がみられ、依然として先行き不透明な状況が続いていくものと思われる。引き続き新型 コロナウイルスの感染症の感染拡大の影響を注視していくとともに、資本市場の変動にも注視していく必要がある。このような状況下、本投資法人は強みとするCRE(Corporate Real Estate)提案を切り口とした物件ソーシ ング活動を継続している。
当期においては、IIF湘南ロジスティクスセンター(取得価格73.8億円)、IIF湘南ヘルスイノベーションパーク(準共有持分60%)(取得価格23.1億円)及びIIF市原マニュ ファクチュアリングセンター(底地)(取得価格159.1億円)の3物件を取得した。また、2020年12月17 日付でIIF常陸那珂港ロジスティクスセンター(底地)(譲渡価格12.3億円)を譲渡し、不動産等売却益0.23億円を計上している。
これらの結果、本投資法人の2021年1月31日時点の保有資産は、77物件(物流施設46物件、工場・研究開発施 設等22物件、インフラ施設9物件)、取得価格の合計は3,688.11億円となっている。
本投資法人は、2020年7月に公募増資を公表し、新規物件取得のための資金調達を目的とした新投資口 190,000口(オーバーアロットメントによる売出しに伴う第三者割当を含む。)の発行を行い、336.3億円の調達を行った。
この結果、当期末時点の発行済投資口の総口数は2,070,016口となっている。
当期の有利子負債の調達については、新規物件の取得を目的として2020年9月28日に長期借入金238億円(平均借入期間8.3年)を固定金利で新規に借り入れた。
その結果、本投資法人の2021年1月31日現在の有利子負債残高は1,943.83億円、うち、長期借入金は 1,843.83億円(1年内返済予定の長期借入金を含む)、投資法人債は100億円となっている。
主要指標(決算説明資料より抜粋)
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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