2021年1月期(第21期)決算説明会資料
今回取り上げるのは、2021年3月12日に開示されたコンフォリア・レジデンシャル投資法人(以下CRR)の21期(2021年1月期)決算説明会資料です。
資産運用会社は、東急不動産株式会社100%子会社である東急不動産リート・マネジメント株式会社にて、CRRは2013年2月に上場しております。
当期の国内景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にありますが、持ち直しの動きがみられる。こうした中、賃貸住宅市場においては、一時的に稼働率がやや弱含む動きとなったが、足許は回復傾向がみられる。一方、不動産投資市場においては、政府、日本銀行による財政金融政策を受け、低金利環境が継続する中、取引価格水準は引き続き高値圏で推移している。
当期は2020年9月にコンフォリア東陽町(取得価格:36.74億円)、コンフォリア新御徒町(取得価格:12.37億円)、コンフォリア森下WEST(取得価格:12.22億円)、コンフォリア不動前(取得価格:16.22億円)を取得した。その後、2020年12月にコンフォリア市川妙典(譲渡価格:8.05億円)、コンフォリア西馬込(譲渡価格:12.61億円)を譲渡。
その結果、当期末現在における本投資法人の保有資産は137物件、取得価格の合計は 2,521億円となっている。
当期においては、2020年9月にコンフォリア東陽町他3物件の取得のため、また、2019年3月に借入れた借入金の返済資金(28億円)に充てるため、資金の借入れ(108億円)を実施した。その後、2014年2 月に借入れた借入金の返済資金(55億円)に充てるため、2021年1月に資金の借入れ(55億円)を実施した。
その結果、当期末(2021年1月末日)時点における出資総額は1,239.47億円、有利子負債は1,416.5億円であり、総資産に占める有利子負債の割合(LTV)については、当期末時点で51.4%、期末における有利子負債 の平均残存年数は4.2年、長期比率は81.4%、固定化比率は91.2%となっている。
主要指標(決算説明資料より抜粋)
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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