FISCO REIT REPORT
他のレジデンス特化型J-REITと比較すると、分配金利回り(利益超過分配金を含まない)の高さやNAV倍率の低さから判断して、同REITの投資口価格には明らかに割安感がある。この要因として、資産規模が小さいことから運用の安定性に懸念があること、知名度や投資魅力が十分に伝わっていないこと、初めての主要地方都市中心のポートフォリオであることから運用実績を見極める段階にあることなどが考えられる。安定性については、資産規模1,000億円に向けてパイプラインが順調に積み上がっていることから解消される可能性が高い。また、知名度や投資魅力については、IR活動に積極的に取り組む方針であり、解消されると考えられる。初めての主要地方都市中心のポートフォリオであることについては、同REITが安定的なキャッシュフローを生み出すことが実証されてきたことを勘案すると、今後、調整される余地は大きいと考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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