REIT注目記事
【特集】REIT物件の魅力を直感的に伝える新たな手法とは? グローバル・ワン不動産投資法人(GOR)の実例に迫った。
今回、グローバル・アライアンス・リアルティ株式会社 山崎 弦氏にご協力をいただき、物件紹介動画の制作に至る経緯や、リニューアル公開後の反響など伺ってきました。
③ドローンで撮影した映像にはどんなメリットがあるのか
【PT+松下】
実際にドローンを飛ばして撮った映像を最初に見たときどんな感想を持たれましたか?
【GAR山崎氏】
鳥肌が立つような感動でしたね。私たちも投資家の方々にことある毎に「素晴らしい眺望です」と伝えてきたわけですが、あらためて映像を見たとき、本当に素晴らしい眺望の物件なんだなと思いました。
繰り返しになりますけれども、非日常というか、目にしたことのない景色なので。例えばビルの最上階近くの食堂から外を見るというのは、機会があれば見られると思うのですが、ビルのすぐ近くを下からぐぅーっと上がっていく映像とか、少しビルから離れたところから撮って、そのビルが周辺エリアの中でどんな感じで位置しているのかは見たことが無かったので、その新鮮さ、斬新さにとても感動しました。
【PT+松下】
そう言っていただけて、とてもうれしいです。撮影のときにこだわったのは、建物越しに見える国立競技場や、その周辺の景色が映ることです。
意外にも周辺には緑が多く存在していて、そんな立地に建っているビルなんだなということがすごく分かりやすく伝わる映像になっているのかなと思っています。
対象となる物件の特徴や立地が分かるような映像をどう撮るべきか、これからもいろいろ経験を積んでもっと魅力的な映像が撮れるようになりたいと思います。
【GAR山崎氏】
建物に近接したところを上がっていく映像は圧巻ですよね。
あれはドローンだからこそ撮れる映像なのだろうと思います。
【PT+松下】
言葉や写真だけでは伝わらない部分が映像になっているのではないかと思います。
ドローンで撮影した映像だけでなく地上で撮影した映像もうまく織り交ぜながら編集をすることで、パッケージで観てもらえる映像にできたのかなと僕らは考えているんです。
【GAR山崎氏】
パッケージという意味でいうと、動画のスタートからBGMが流れ、いくつかのカットが移り変わって、BGMが終わるタイミングで「GOR」というロゴが最後に出る演出のおかげで、格好良い引き締ったコンテンツができたと思いますね。
【PT+松下】
先ほど仰っていた個人投資家向けのセミナーなどで、動画を流しておくだけでもすごく良いコンテンツになるのかと思います。
【GAR山崎氏】
実際、個人投資家向けセミナーでは、「J-REITで初めてドローン映像を使った物件紹介動画を作成しました。物件のクオリティの高さを皆さんにも実感してもらいたいので今からお見せします。」と言って、動画を見てもらう時間をつくっています。動画を流している間はスピーチせずに見守る感じです。
機関投資家・アナリスト向け決算説明会でも使わせていただいたんですけど、その時は決算説明会が始まる少し手前から動画を流し始めて、動画が終わったタイミングで決算説明会を開始するという流れでやらせていただきました。
そういう意味では、様々なシーンで使い回しができるパッケージを作っていただいたと思っています。
あとは時間ですね。どうしても物件の良さを伝えたくて、つい時間をかけて紹介したくなってしまうのだけど、見る側にとっての最適な時間があると思っていて、今回作っていただいた動画は見る人を飽きさせない時間に収まっているので、それも良かったと思っています。
【PT+松下】
確かに動画の再生時間に関しては、動画を編集する段階で、いろいろとご意見をもらったと思っています。
最初は良い物件だから2分とか3分とかというお話がありましたが、見る側に立つとそこまで長いと飽きてしまう。
実際に動画を編集していく中で、30秒から1分の間というような絶妙な尺の長さで考えていくべきだと考えました。
【関連リンク】
GOR 動画掲載ページURL:https://www.go-reit.co.jp/ja/portfolio/panorama-view.html
(※リンク先のページ下段のタイトル「ドローン動画」)を参照」)