大和ハウスリート投資法人が、物件入替え、投資口分割、業績予想修正を発表

(2025/07/25)

大和ハウスリート投資法人が、物件入替えを発表した。 取得する物件は、熊本市内に2026年7月竣工予定の宿泊特化型ホテル「アマネク熊本」。オペレーターであるアマネクと20年間の定期賃貸借契約（固定賃料+変動賃料）を締結し、2026年12月に取得する予定。取得額は47.5億円。 一方、売却する物件は、町田市にある物流施設「Dプロジェクト町田」。築18年超経過し、BTS型（テナントの要望に合わせて建設）であるため、内部成長に限定的であることから売却を決定。2期に分割して売却する。売却額は117億円。売却益は27.9億円を想定。 併せて投資口の分割を発表した。8月末を基準日とし、9月1日から投資口を2分割する。 これらに伴い業績予想を修正。 第39期（2025年8月期）は、Dプロジェクト町田の20％を売却により、売却益557百万円を計上し、4月に公表した業績予想に対し1.9％増益を見込む。1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は6,500円と4.8％増となる見通し。 第40期（2026年2月期）は、Dプロジェクト町田の残り80％の売却により、売却益2,233百万円を計上する。修繕費が増加する一方、物件売却益計上により、前回予想比3.2％増益を見込む。のれん償却費等の利益超過分配を行い、また投資口2分割により、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は3,275円（分割前換算6,550円）となる見通し。