阪急阪神リート投資法人が第39期決算を発表、1口当たり実績分配金は3,155円

(2025/01/24)

阪急阪神リート投資法人が、第39期（2024年11月期）決算を発表した。 第39期における物件取得はなし。前期に取得した物件の通期稼働や、HEPファイブの観覧車搭乗料金改定等の都市型商業施設の増収により、前期比5.1％増益。1口当たり分配金は3,155円となった。 期末のポートフォリオは35物件、資産規模（取得額合計）は1,800億円、有利子負債比率は47.5％。 第40期（2025年5月期）は、修繕費が減少するが、汐留イーストサイドビルのテナント退去による一時的な減収により、前期比0.5％減益を見込み、1口当たり分配金は3,140円となる見通し。 第41期（2025年11月期）は、大阪の都市型商業施設の増収、汐留イーストサイドビルのテナント入居等により、前期予想比0.3％増益を見込み、1口当たり分配金は3,150円となる見通し。 関西の商業施設への重点投資、スポンサーである阪急阪神グループとの連携を強化し、2027年頃までに1口当たり分配金3,300円を目標とする。