グローバル・ワン不動産投資法人が品川シーサイドウエストタワーを売却、業績予想を修正

(2025/01/17)

グローバル・ワン不動産投資法人（GOR）が、「品川シーサイドウエストタワー」を売却する。 本物件は、品川区東品川にある、2004年竣工、18階建のオフィスビル。GORは準共有持分50％を2017年に取得した。 本物件の賃貸面積の6割を占める三菱総研DCS(株)が9月末に退去を予定していること、品川シーサイドエリアの賃貸需要が弱くリーシングが厳しい状況であることから、GORは売却する方針を示していた。売却額は124.4億円。売却先は非開示。なお、売却先はオフィス以外の用途に転用する予定。 これに伴い業績予想を修正。 第43期（2025年3月期）は、本物件の売却益594百万円計上により、11月に計上した業績予想に対し16.6％増益を見込む。売却益を全額分配、更に内部留保より17百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,772円となる見通し。 第44期（2025年9月期）は、品川シーサイドウエストタワーの賃貸収益がなくなるため、前回予想比8.4％減益を見込む。内部留保より13百万円を取り崩す一方、物件売却益のうち271百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,323円となる見通し。