日本ホテル＆レジデンシャル投資法人が物件入替え、業績予想を修正

(2025/07/04)

日本ホテル＆レジデンシャル投資法人が、物件入替えを行う。 取得する物件は、東海道新幹線岐阜羽島駅前に位置する、1996年竣工、11階建の「アパホテル岐阜羽島駅前」。総客室数は146室。取得額は9.2億円、売主はスポンサーグループであるアパホーム。 一方、売却する物件は、千葉県君津市にある「大江戸温泉物語君津の森」と、宮城県大崎市にある「大江戸温泉物語幸雲閣」。2物件の売却額は計18.97億円、売却先は非開示。償却後NOI利回りがポートフォリオ平均を下回っていることから、売却によって含み益を確定し、物件入替えを行うことを決定した。 これに伴い第19期（2025年11月期）業績予想を修正。本物件売却益149百万円が寄与し、1月に公表した業績予想に対し15％増益を見込み、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,305円となる見通し。 本物件入替えにより、宿泊特化型のアパホテルの投資比率は13.8％へ上昇する一方、温泉施設である大江戸温泉施設の投資比率は60.7％へ低下する。