日本リート投資法人が物件入替え、自己投資口の取得、業績予想を修正

(2024/09/26)

日本リート投資法人が物件入替えを行う。 取得する物件は、今年2月竣工のオフィスビル「浦和ガーデンビル」と、品川港南エリアに12月に竣工予定の研究施設。また大阪のホテルを裏付資産とする匿名組合出資を行う。3物件の取得額は計203.19億円。 一方、売却する物件は、1980年竣工新宿区にあるオフィスビルと、2000年竣工大田区にある住宅、2物件の売却額は計234.85億円。 更に、自己投資口の取得を行うことを発表した。自己投資口の取得は初めてとなる。取得する投資口数は上限9,000口（発行済投資口数の2％）、取得総額は上限25億円。取得した投資口は全て2024年12月期中に消却する予定。 これらに伴い業績予想を修正。 第25期（2024年12月期）は、公表済の売却物件の売却損が発生するが、売却益の増加により、8月に公表した業績予想に対し6.5％増益を見込む。466百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は9,544円と6.5％増となる見通し。 第26期（2025年6月期）は、FORECAST新宿SOUTHの50％の売却により、売却益2,377百万円を計上する。これにより前回予想比56％増益を見込む。1,901百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は8,922円と5.8％増となる見通し。 FORECAST新宿SOUTHの残り50％は第27期（2025年12月期）に売却する。 なお、自己投資口の取得及び消却は業績予想へ織り込んでいない。