日本プロロジスリート投資法人が投資口追加発行、プロロジスパーク草加の取得を発表

(2023/05/22)

日本プロロジスリート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2期連続となる。 発行口数は86,851口、オーバーアロットメントによる売出口数は2,550口。これにより発行後の投資口数は3.3％増の2,838,900口となる予定。 調達額は252億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 併せて「プロロジスパーク草加」を取得することを発表した。物件は、外環道三郷西ICより5キロに位置する、2022年3月竣工のマルチテナント型物流施設。取得額514億円はポートフォリオで最大の物件。これにより取得後のポートフォリオ全体の規模は5.9％増の9,167億円となる。 これらに伴い業績予想を修正。 第21期（2023年5月期）は、期中平均稼働率が97.4％と1月公表時より0.5ポイント低下となるため、前回予想比0.3％減益を見込む。減価償却費の30％相当の継続的利益超過分配に加え、332百万円の一時的利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は4,926円と前回予想比0.1％減となる見通し。 上記の公募増資が反映される第22期（2023年11月期）は、新規物件の収益が寄与し、前回予想比5.3％増益を見込む。減価償却費の30％相当の利益超過分配に加え、187百万円の一時的利益超過分配を行い、投資口数が増加するも、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は5,044円と前回予想を1.7％上回る見通し。増資及び物件取得後の有利子負債比率は37.8％となる予定。 併せて第23期（2024年5月期）業績予想を公表した。営業費用の増加により、前期予想比0.2％減益を見込む。減価償却費の30％相当の利益超過分配に加え252百万円の一時的利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は5,060円と前期予想比0.3％増となる見通し。